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【政治経済学部】特任教授・真砂靖先生の特別講義「我が国の経済・金融・財政」が行われました!

2019年06月08日

政治経済学部「キャリア研究Ⅱ」において本学特任教授で元財務省事務次官の真砂靖(まなご やすし)先生による特別講義「我が国の経済・金融・財政」が行われました。

講義では、(1)経済、(2)金融、(3)財政、(4)税制の四つの視点からわが国の現状と今後について解説していただきました。

「(1)経済」では、①主な経済指標の推移、②政府・日本銀行の共同声明とアベノミクス、③人口動態と労働力人口と生産年齢人口、④IMFによる世界経済見通しと前年比GDP成長率の推移を切り口に経済について解説していただきました。

「(2)金融」では、①物価上昇には効果を発揮できなかった第2次安倍内閣発足後の金融政策、②米・FRBが合計9回の利上げを実施した金融正常化政策、③欧州中央銀行(ECB)政策理事会がマイナス金利を据え置いた概要、④金利上昇1%が起こった時の日銀・各金融機関・財政危機への影響を切り口に金融について解説していただきました。

「(3)財政」では、①対GDP国際比較で財政収支-4%・債務残高236%の意味(ちなみにEURO入圏条件は債務残高60%以下)、②我が国の政府債務残高の歴史的推移(現在の債務残高は1940年の第2次大戦突入時を超えている)、③我が国財政の変遷(昭和40年の建設国債発行開始前までは均衡財政を続けていた)、④令和元年度一般会計歳出・歳入の構成、⑤プライマリーバランス(基礎的財政収支)は金利が低い間に均衡させておく課題、を中心に財政について解説していただきました。

「(4)税制」では、①直接税と間接税(消費税)、②OECDは2019年度 20%~26%の消費税率提言をしていること、③日本の消費税導入に伴う軽減税率制度とインボイス制度について税制を解説していただきました。

そして、講義後は質疑応答時間をお取りいただき、学生からの質問に丁寧にお答えいただきました。




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