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【政治経済学部】森まさこ法務大臣による講義が行われました!

2019年12月05日

本学特任教授の森まさこ先生(現法務大臣)に「取り立てに怯えた少女が大臣になった」というテーマでご講義を賜りました。

講義では、(1)弁護士を目指した小中学生時代の出来事、(2)消費者弁護士が金融庁の課長補佐、検査官となるまで、(3)金融庁の検査官が参議院議員となるまで、(4)野党自民党議員としてスタートしてから法務大臣となるまで、の四つの視点から講義していただきました。

「(1)弁護士を目指した小中学生時代の出来事」では、家庭が詐欺に遇った小中学生時代に自分を助けてくれた弁護士がいたことで、腕力に勝る法律に拠る言葉の力が弁護士を目指すきっかけとなったことを話されました。
そして、弁護士になるための勉学と生活にすべてのエネルギーを注ぎ、夢を実現しようとした高校、大学生活についてお話しされました。

「(2)弁護士が金融庁の課長補佐、検査官となるまで」では、弁護士になってからは弁護士の中では最も儲からないといわれた消費者弁護士となって、目の前で困っている人を手助けする活動に励まれた結果、その活動が評価されて弁護士会からニューヨーク大学留学、国連勤務という経験ができたという話をいただきました。
また、帰国後、運良く発足したばかりの金融庁に弁護士として採用された際も自分が全く希望しなかった分野の仕事を命ぜられ、それが幼少時の自分を苦しめた貸金業の現場であったこと、そしてそれを天命として受け止めて取り組んだことを話されました。

「(3)金融庁の検査官が参議院議員となるまで」では、貸金業法の法律ができていたにもかかわらず、20年間全く現場の消費者保護に活用されていなかった点に金融庁の検査官として初めてメスを入れた活動を行ったことについて話されました。
そして、参議院議員になるまでの経緯についてお話しいただきました。先生は、弁護士は法律で目の前の一人を救えるが、検査官は法律の執行を検査することで多くの人を救える。しかし、その法律が悪法であれば、それを正す力は国会議員にしかないと考えられたとお話されました。

「(4) 野党自民党議員としてスタートしてから法務大臣となるまで」では、自民党が野党となった時に参議院議員当選を果たしたものの、何一つ国政に反映される活動に結びつかないことに腐らず、地元福島県に密着した活動を国会質疑に持ち込む努力を積んだとおっしゃられました。
その結果、今回当選3期目で2度目の大臣就任となったとのお話がありました。その中で先生のモットーが、目標を持てば達成するまであきらめずにそれに向かってあらゆることをやり続けることと訴えられました。さらに、その努力は必ず誰かが見ていて、時が来ればサポートする人が現れると付け加えられました。

そして、講義後は質疑応答時間をお取りいただき、学生からの質問に丁寧にお答えいただきました。



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